呼吸瞑想(オンライン瞑想会)

オンラインの60分の瞑想会では、実践重視であるため理論的な説明を行っていません。でも現代人は、何のために呼吸を観ているのか?その目的は何か?ということをアタマで理解して納得ができないと継続のモチベーションを保つことができません。そこでオンライン瞑想会で行っている「呼吸瞑想」について、すこし説明をしたいと思います。

 

呼吸瞑想の目的とすることは「呼吸を観る」ことによって、こころを落ち着かせることです。コップの中の泥水は、静かに置いておくと泥は底に沈殿して水は澄んできます。混乱していたこころが落ち着いて気持ちが穏やかで楽になります。瞑想会できるのはここまでです。泥は底に沈んだままなので、問題が解決したわけでないので、ちょっと揺さぶられると、また混乱した泥水にもどってしまいます。step1となります。

 

根本的な解決のためには、step2ステップに進みます。「瞑想レッスン」では、時間をかけて、仕事や家事など日常生活を営みながら瞑想する方法や、モノゴトをみる視点の転換を図っていきます。瞑想的には、底に沈んだ泥を観ていきます。その泥は、私たちの思考であり感情です。怒り、悲しみ、嫉妬、欲望、自己嫌悪、失望、うぬぼれ・・・。自分のこころに沈んでいるその泥を対象化して客観視して「心を観る」という瞑想になります。こころの泥を一つ一つ確認して手放していくという瞑想になります。観たくない自分の汚濁をみつめることなったり、過去の嫌なことを思い出すことになったり、けっして楽なことではありませんが、根本的に解決する方法は他にありません。自分の汚濁を消してくれる魔法もなければ、そんなマスターもぜったいにいません。そのことを直感的にわかった人は、このステップへとすすんでいきます。

 

オンライン瞑想会では、呼吸を観ることでこころを落ち着けることを目的としています。それだけでも効果や恩恵はありますが、瞑想の真の目的はそこにはありません。

 

オンライン瞑想会では、まずは瞑想を体験する、週に1回心を落ち着ける、継続のための時空間を作るということを目的としています。、週ごとにメンバーも変わます。瞑想の経験もそれぞれで、個別の問題に対応できませんので、主に「呼吸瞑想」行っています。自分の問題を解決して、よりよい人生を歩みたいという方は、ぜひ「瞑想レッスン」に参加してください。

瞑想レッスンはオンラインの他に対面もあります。